アナログ用のプリマスタリングをしていますか
プリマスタリングとは原盤を作るための最終的な音質・音圧調整のことです。
CDとレコードではプリマスタリングが果たす役割が全く違うのをご存知でしょうか?
もともとプリマスタリングはレコード盤を再生する際に変化する部分を見越して音質を調整するという役割でした。レコーディングされた音に近いレコードを作るために予めEQ調整が必要だったのです。
CDの時代になって、デジタルでは劣化や変化が少ないという理由から、マスタリングはどちらかと言えば色付けや装飾的な部分、派手さやインパクトを表現するために音圧や音質を作り込む形に変わってきました。
アナログのマスターとして、CDマスターからも勿論プレスできますがオススメしません。
逆位相やローエンドの成分が多いとノイズや音飛びの原因となります。音圧が高すぎるものや低域・高域の音量が大きいものはカットされ、聴感上大きな違いが生じます。
CD用にコンプレッサーを多用して音圧を上げたものはダイナミックレンジが狭くなっていますが、このままレコードにすれば貧弱な音の仕上がりになってしまいます。
レコード本来の音を発揮するためには、専用のプリマスタリングをすることを推奨します。
エイプリルレコードではカッティングハウスでのプリマスタリングを同時発注頂けます。また、国内のマスタリングスタジオと提携しておりますので、お立ち合いでのマスタリングも可能です。
プレマスタリングをご発注の場合は、マスタリング前の2mixデータをご支給下さい。
アナログテープ等も対応できますが、劣化が激しい場合はお預かりできない場合もございます。
カッティングハウスでのプリマスタリング
○Masterdisk Studios Inc (N.Y.) ¥12,000/1h
○Golden Mastering (C.A.) ¥12,000/1h
○Abbey road studio (London) ¥13,500/1曲
国内スタジオでのプリマスタリング
○Studio DEDE (Tokyo) お立ち合い可能、 カッティングも行います
○Sony Music Studio (Tokyo) お立ち合い可能、 カッティングも行います
○form THE MASTER (Tokyo) お立ち合い可能